募集内容と労働実態に大きな差がありました。

私は前職で飲食チェーン店を運営する会社に在籍していました。入社から1週間の研修を経た後、早速お店の副店長として配属されました。社員は店長と副店長の2名で、20名程のアルバイトを雇い運営していました。店の営業時間は11時~0時までです。

 

接客や調理等、アルバイトが担当する業務は多くを占めるのですが、「交通費支給額が少ない」「時給が当該地域の最低賃金」とバイト募集の魅力が乏しく、加えて昨今の人手不足もあって定着率は悪い上に応募もすごく少なかったです。

 

アルバイトは学生が大半で急に欠勤されることも多く、こうしてアルバイトで足りない労力は我々社員が補っていました。

 

営業時間外の業務も含め、酷い時は「午前6時出社、午前1時退社」といった日が続くこともありました。お店で寝泊まりした日もありました。この様な中で有給休暇は取得しても消化することができず、残業しても定時退社とする様にも強く求められました。企業労務なんて全く存在していません。

 

すぐに身体に無理が生じ、給与や福利厚生面で入社当時に交わした契約と実態が全く違っていましたので結局その会社は1年で退職しました。