意味はないタイムカード重視のブラック企業

労務の法律を完全無視するブラック企業に勤務していた時にしても、タイムカードは押すんですよね。タイムカードは定時通りに押すのです。けれども、ただそれだけです。タイムカードを押したところで、意味がないというものなのですが、しかしどういうわけなのかタイムカードは定時で押さなくてはならないという暗黙の社内ルールがあったのです。

一応、残業代としてタイムカードに刻印はするんです。しかし、残業代が刻印されたところで、超過勤務の手当てが発生するわけではないのですよね。それなのに、遅刻をした場合はタイムカードに遅刻は遅刻として刻印されてしまうわけです。なんか今思い出しても納得いかない制度でしたよ。

だって定時になると帰れもしないのに、社員はみんなタイムカードのところへと向かうわけです。そしてみんなタイムカードは定時に押して残業をするんですよ。ちなみにお昼の休憩タイムにしましても、時刻通りにタイムカードを押す習慣はありましたね。けれど昼にいない人がいるわけじゃないですか。そうすると、他の社員が押すわけです。遅刻の際には誰も押してくれないのに。

こうして今思い出して見てもおかしな制度というか狂った制度でしたよ。ブラック企業ってなんぼのもんじゃいです。私にしても当時は感覚が麻痺していましたね。